特別展 浮世絵猫百景 — 国芳一門ネコづくし —
猫好きとして知られる江戸時代の浮世絵師、歌川国芳。常に十数匹の猫を飼っていたと伝えられる国芳は表情豊かでユーモア溢れる猫たちの姿を描いてきました。
本展では国芳とその弟子たちの作品をはじめとする浮世絵243点が集合します。また現在では１点しか確認されていない「流行猫じゃらし」や、今回が初めての展観となる団扇絵など、国芳の珍しい作品も登場。説話に登場する恐ろしい化け猫や、人間のようにふるまう擬人化された猫たちに注目です。
登場する猫はなんと2321匹！ さまざまな姿の猫たちの絵から、現在と変わらず江戸の人々の生活にも猫は愛されていたのかわかります。まさに、”猫まみれ”な展覧会をお見逃しなく。
「特別展 浮世絵猫百景 — 国芳一門ネコづくし —」
会期：6月1日(金)〜7月26日(木)
《前期 6月1日（金）〜6月26日（火）／後期 6月30日（土）〜7月26日（木)）》
会場：太田記念美術館
開館時間：10時30分 〜 17時30分（入館は17時まで）
休館日：毎週月曜日（7/16は開館、7/17休館）, 展示替え期間（6/27〜6/29）
入館料：一般 1000円、大高生 700円、中学生以下無料
最寄駅： JR山手線 原宿駅（表参道口）より徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅（5番出口）より徒歩３分
問合せ：03-5777-8600（ハローダイヤル）
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
■作品クレジット（上から）
歌川国芳「流行猫の曲鞠」個人蔵（前後期展示）
小林清親「猫と提灯」太田記念美術館蔵（前期展示）
歌川広重「名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣」太田記念美術館蔵（後期展示）
月岡芳年「風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗」太田記念美術館蔵（後期展示）
小林幾英「志ん板猫のおんせん」個人蔵（前期展示）
歌川国利「志んぱんねこ尽」個人蔵（後期展示）
「花巻人形」個人蔵（前後期展示）
