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映画「魔女の宅急便」

Oct 20, 2012

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映画「魔女の宅急便」スタジオジブリamazon.co.jp

角野栄子さんによる児童書「魔女の宅急便」を宮崎駿監督が映画化した作品。13歳になったキキは、一人前の魔女になるために親元をはなれ、1年間の修行にでます。海辺の町を舞台に、親切なパン屋さんの家に住み込みながら、宅配便の仕事をはじめます。ニシンのパイが得意なおばあさんや、空を飛ぶことに夢中のトンボ、絵描きのウルスラなど、仲間たちの交流とともに、一人の少女の成長を描いています。その修行におともするのが、キキとは魔法で話しをすることができる、ちょっと生意気な黒猫のジジ。隣に住むファッション・デザイナーの美人猫リリーのすました姿を気に入らないといいつつも、魅かれるジジ。キキがトンボに恋におちると同じく、ジジにも春がやってきます。ちなみにタイトルの「宅急便」は、ヤマト運輸が商標登録していましたが、子猫をくわえたクロネコマークと同じ黒猫が登場するということで、本映画のスポンサーになったとか。クロネコマークの秘密はこちらでチェック!

映画「ロング・グッドバイ」

Oct 13, 2012

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映画「ロング・グッドバイ」amazon.co.jp

レイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」を、奇才ロバート・アルトマン監督が映画化した作品です。私立探偵のマーローが真夜中、おなかをすかせた愛猫に起こされてキャットフードを買いに行くところから物語はスタート。お気に入りの「カレー印」のキャットフードを買いにスーパーへ出かけたものの売り切れ。やむなく、別の缶詰を買って帰ります。しかし、猫はそのキャットフードを気に入らずに出ていってしまう。猫と入れ違いにやってきた、友人テリーの妻が殺害されたことから物語が展開します。行方不明になったベストセラー作家のロジャーの妻からの依頼で、捜査を開始すると新たな事実が浮かび上がってくる……。猫が登場するのは冒頭だけですが、いつもの缶詰がなかったことが猫にバレないように、わざわざお気に入りの缶に入れ替えたりと、猫のことをよく知っている描写に思わず納得です。

映画「いぬとねことにんげんと」ダイジェスト版

Oct 6, 2012

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ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」

Sep 29, 2012

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ディズニー映画「ふしぎの国のアリス」amazon.co.jp

ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』を原作に、ウォルト・ディズニーがアニメ化した作品です。主人公のアリスは、子猫のダイナと退屈な昼下がりを過ごしていた際、時計を持った白うさぎに遭遇。彼の後を追って穴に落ち、そこから不思議の国への旅がスタートします。唄をうたう花や、”誕生日じゃない日”をお祝いするティーパーティ、ハートの女王様&トランプ兵など、摩訶不思議なキャラクターが登場。なかでもilove.catが注目するのは、かの有名な紫とピンクのしま模様をしたチェシャ猫です。いたずらが大好きで魔法を使い、顔だけ残したまま突然消えたりと、アリスを混乱させます。ニャンとしか言わない、子猫のダイナとの描き方も対照的。ユーモアあふれるキャラクターのしま模様のチェシャ猫に注目して、ふたたび見返してはいかが。

映画「キャットピープル」

Sep 22, 2012

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映画「キャットピープル」amazon.co.jp

”キャット”といいながら、変身するのは黒豹。1942年に制作された、名作オカルトホラーです。ファッションデザイナーであるイレーヌは、自身が興奮すると豹に変化するのではないかと苦悩し、精神科医の診療を受けます。キャット・ピープルの血を受け継ぐ彼女は、人間と交わるとヒョウに変身。相手を食い殺さないと人間の姿に戻れないという状況の葛藤を描いています。1982年には、ナスターシャ・キンスキー主演でリメイクもされました。豹もネコ科の一種とはいえ、猫が登場するほっこりムービーではないので要注意。

映画「猫の恩返し」監督:森田宏幸

Sep 15, 2012

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映画「猫の恩返し」監督:森田宏幸(ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)amazon.co.jp

「猫になっても、いいんじゃないッ」

1995年に制作された映画「耳をすませば」のバロンが登場する、猫と少女の物語。宮崎駿が企画、原作は柊あおい、監督は「日当り良好」や「ルパン三世」などを手がける、森田広幸が務めています。

主人公は、どこにでもいそうな不器用な17歳の女子高生、ハル。車にひかれそうになった猫を助けた夜、猫の王の大名行列がやってきて「あなたにたくさんの幸福が訪れますよ」と告げられる。紳士なバロンと巨漢のムタとともに、猫の国での冒険がはじまります。

この映画はそもそも「猫をテーマにした作品を製作してほしい」というテーマパークからの依頼で企画されたとか。そこから、「耳をすませば」のバロンとムタを使うように宮崎駿監督の指示があり、原作者の柊あおい氏が「耳をすませば」の主人公、雫の書いたおとぎ話として書き下ろしました。ずんぐりむっくりとした大柄なムタは、ジブリに出入りしている「ウシ」がモデルだそう。猫の鳴き声や肉球の拍手の音まで、徹底的にこだわった、まさに猫ずくしの映画です。

映画「ティファニーで朝食を」

Sep 8, 2012

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映画「ティファニーで朝食を」amazon.co.jp

トルーマン・カポーティの小説を映画化した、オードリー・ヘプバーンの代表作。自由気ままな主人公、ホリー・ゴライトリーを中心としたロマンチック・コメディです。ストーリーはいわずもがな、ilove.catとしては、やはり登場する猫に注目したいところ。ホリーが寝ている時、玄関のブサーが鳴り、茶トラ柄の猫がフミフミしながら起こしにくるシーンは、あまりにも有名。道で拾って一緒に暮らしはじめたという猫には名前がなく、ホリーは「名なしのネコちゃん」と呼んでいます。パーティをしたり、朝帰りをしても、ホリーの側にはいつも「ネコちゃん」が。ラストシーンで「自由になりたいはずよ!」といって、猫をタクシーから雨に放り出すホリー。行き場の無い猫は、ホリー自身の分身のような存在にも見えます。映画史に輝く名作を「ネコちゃん」に注目しながら、改めて観てみてはいかがでしょうか?

映画「おしゃれキャット」

Sep 1, 2012

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映画「おしゃれキャット」amazon.co.jp

ディズニーが手がける、猫が主人公の長編アニメーションです。舞台は、古き良き時代のフランス・パリ。お屋敷に住む老婦人とともに暮らす、美しい雌猫ダッチェスと3匹の子猫たち。婦人はその莫大な遺産を猫たちに残そうと考えていました。その話を盗み聞きした執事エドガーは、遺産目当てでダッチェスたちを薬で眠らせ、郊外に置き去りにしてしまいます。

目を覚まして途方に暮れるダッチェスたちの前に現れたのが、男らしく気の優しい野良猫のオマリー。オマリーに助けられながら、みんなでパリを目指します。「みんなネコになりたいのさ」と唄う陽気なジャズ仲間たちに出会いながら、仲を深めていくダッチェスとオマリー。それぞれの猫たちの、キャラクターや表情、ちょっとした仕草まで丁寧に描かれています。

映画「グーグーだって猫である」

Aug 25, 2012

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映画「グーグーだって猫である」¥4,935 amazon.co.jp
2009年/発売:アスミック/販売:角川書店

「綿の国星」などで知られる漫画家・大島弓子が、飼い猫との生活を綴った漫画「グーグーだって猫である」を、「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が映画化した作品です。

舞台は、吉祥寺にある自然に囲まれた井の頭公園。小泉今日子が演じる漫画家・麻子は、愛猫のサバを亡くした悲しみで漫画を描けなくなってしまう。そんなある日、運命的に出会ったのが、小さなアメリカン・ショートヘア。麻子は、グーグーという名前をつけて飼い始めます。グーグーとの楽しくもにぎやかな日々を過ごす中で出会った、加瀬亮が演じる不思議な青年、青自との恋の行方も気になるところ。細野晴臣が手がける音楽も、心地よい雰囲気をつくりだしています。

さまざまな人間模様や登場する生き物たちを通して描かれる「みんなが対等に、この地球で頑張って生きているんだ」という原作のテーマに、心癒されます。

映画「ネコのミヌース」

Aug 18, 2012

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映画「ネコのミヌース」amazon.co.jp

オランダを代表する童話作家、アニー・M・G・シュミットの童話を映画化した作品。ふとしたことから人間の女性の姿になってしまった猫のミヌースが、引っ込み思案の新聞記者ティベと出会う。ミヌースは町に暮らす猫たちのネットワークを使って、町の事件の情報を集めることに。猫としらず秘書としてミヌースを雇ったティベとともに、事件を解決していくというストーリー。

大きな犬を怖がって木に登ったり、魚屋さんで思わず舌舐めずりをしてしまったりと、人間の姿をしていても行動は猫そのもの。表情豊かなミヌースが、だんだんホンモノの猫にみえてきます。果たしてミヌースは元の猫に戻れるのか、それとも……。吹き替え版は、猫好きで知られる室井滋さんが担当しています。