「キャッツ&ドッグス」「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」
ともにブルーレイ¥2,500、DVD¥1,500(ワーナー・ホーム・ビデオ)
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実写とCGを駆使し、犬と猫の戦いを描いたSF・スパイアクション・コメディ「キャッツ&ドッグス」(2001年公開)。世界征服を企む邪悪な猫Mr.ティンクルズが、犬アレルギーの新薬を研究するブロディー教授を狙う。新米エージェント犬ルーは、ブロディー家にペットとして潜入。仲間とともに人間を守るために戦うというストーリー。犬や猫がコンピュータを操り、パラシュートで侵入、激しいカンフーアクションまでありとあらゆるスパイアクションが盛り込まれています。
2010年には続編である「キャッツ & ドッグス 地球最大の肉球大戦争」も公開。猫のスパイ組織「ニヤオ」でエリートエージェントとして活躍していたキティ・ガロアは、宿敵の犬たちを降伏させるだけでなく、かつての猫仲間までも配下に置き世界征服を企んでいた。仲間と人類を救うため、敵対していた犬と猫たちは力を合わせ、戦うことに……。続編では、「羊たちの○黙」の猟奇的な博士のパロディをはじめ、ハリウッドのヒット作へのオマージュ?がたくさん登場します。
といっても、演じるのは犬や猫たち。どれだけ悪役を演じても動物たちはかわいく見えてしまうのが、残念なところ。基本的に猫は悪役として登場するので、猫好きにとっては納得いかない点が多いけれど、犬や鳥との掛け合いや、性格の異なるさまざまな猫種が登場したりと、動物好きにはたまらない映画です。