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「動物感覚―アニマル・マインドを読み解く」テンプル・グランディン amazon.co.jp
“動物は忠実だ。人を好きになったら、とことん好きだ。外見や収入など気にしない”
自閉症でありながら動物科学の第一線で活躍する研究者、テンプル・グランディンの本。マクドナルドやケンタッキーなどアメリカ国内のファーストフードの工場で、人道的な食肉処理の改革を推し進めている著者。人間が見過ごしてしまうような、しかし動物たちにとっては大きなストレストなる動きや音など、自閉症であるからこそ理解できる動物たちの声を通訳してくれる。この本では主に畜産動物の研究が中心となっているが、著者が飼っている猫からヒントを得るエピソードも。動物がいかに私たちとは異なる感覚で生きているのかを教えてくれる1冊です。
2011年3月11日におこった東日本大震災、並びに東京電力福島第一原発事故により、警戒区域内に残された犬や猫を保護する施設「三春シェルター」が福島県三春町にあります。シェルターを主宰する福島県動物救護本部では、いまだ飼い主がみつからない200匹以上もの猫たち(犬は約70頭あまり)が、新たな飼い主さんを募集しています。
(追記:2015年12月25日、すべての犬猫の飼い主や里親がみつかり、三春シェルターは閉鎖されました)
シェルター第一弾レポートはこちら。
https://ilovedotcat.com/ja/6944
絵本「うちのとうちゃん うちのねこ」高部晴市 amazon.co.jp
猫が嫌いなお父さんと白地に黒いブチ模様をした猫の物語です。ある日、お母さんが拾ってきた子猫を飼うことになった家族。猫嫌いといいながらも、ミルクをあげたりハタキで遊んだりするお父さん。猫を通して、あたたかい家族関係が垣間みれる1冊です。
「きりこについて」西加奈子 amazon.co.jp
“猫は伴侶であり、人生の師であり、逞しく寄り添ってくれる、友人である”
直木賞候補にもなった西加奈子による猫小説。
両親の愛情をたっぷり受けたきりこは、自分がぶすであるとは思いしなかった。ある日、想い寄せる男子にぶすといわれ、人気者だったきりこの人生は一変する。唯一の友達は、小学校の裏で出会った黒猫「ラムセス2世」。人間の言葉を理解する利口なラムセス2世は、きりこの友として、師として、いつどんな時も側にいた……。
飼い猫はとても利口で、人間と話ができるということが大前提で書かれています。猫を愛するすべての人に向けた猫小説といえるでしょう。
「ネコの行動学」パウル・ライハウゼン amazon.co.jp
「なぜ捕ったネズミを飼い主にみせびらかすのか」
「いたずらをして怒った時に知らんぷりするのはなぜ?」
「夜中に集まって何をしているのか」
「ネコ博士」として著名な研究者が、40年にわたりイエネコや野生のネコを観察した調査研究をまとめた本。30匹以上もの異なる生態をもつ猫たちとともに、綿密な行動観察と実験、なわばり、子育てなどの記録が網羅されています。写真やイラストを豊富に使い、素人にもわかりやすく解説。猫好きにとっての必読書です。
猫と暮らしたいと思っても、ペット可の物件がなかなかみつからない。そんなお悩みを解決してくれるのが、福岡市近郊の猫と暮らせる物件を紹介しているWEBサイト「nekobeya(ネコベヤ)」です。猫を暮らすコツなど猫飼いさんにとって必要な情報が満載。サイトを主宰する「きりん不動産」の金子正和さんに猫物件の魅力についてお伺いしました。
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