デザイナー・原研哉さんがディレクションするプロジェクト「犬のための建築」。犬の尺度で建築を捉えなおすことで、新たな建築の可能性を模索する本プロジェクトは、世界をリードする建築家・デザイナー13組が参加。彼らがデザインした「犬のための建築」作品は、サイト上でフリーダウンロードできる設計図と共に公開されています。なぜ犬なのか、そして「猫のための建築」はありえるのか。猫と暮らしたこともあるという原さんに本プロジェクトについて伺いました。
Topics
川崎市市民ミュージアムで開催中の『岩合光昭どうぶつ写真展』で催された、トークショウ「ネコの撮り方」をレポート。猫に対する愛情たっぷりの岩合さんが、猫の撮影方法の秘訣を教えてくれました。
“天才アラーキー"の名で知られる写真家・荒木経惟さんと愛猫チロ。妻・陽子さんの実家で生まれたチロが、荒木さんにもとにやってきたのは1988年3月のこと。それから22年。2010年3月2日、チロは最愛のパートナーである荒木さんによって看取られました。『愛しのチロ』から始まった、荒木さんとチロの“猫”写真人生。荒木さんの解説とともに、チロが登場する写真集を紹介します。
『愛しのチロ』(平凡社)945円 Amazon.co.jp
「チロちゃんはアタシのお股に座りながら、『吾輩は猫である』を読んでもらうのが好きでさ。女の子だから、おしっこをしている所を撮った時には、すごく嫌がってトイレでしなくなったりね。ヨーコが入院している時も一緒に帰りを待っていたんだよ。チロちゃんとふたりでさ、西の空をずーっと見ていたんだよね」
猫嫌いのアラーキーが、気がつけくとチロの魅力に夢中になっていた。捕まえたヤモリを自慢げに披露したり、バルコニーを走り回る、やんちゃなチロの姿を見ることができる。 (さらに…)
言わずと知れた愛猫家の美術家・横尾忠則さん。昨年9月、横尾さんの愛猫タマさんが不慮の事故に遭い、瀕死の重傷を追ってしまいました。ところが横尾さんによる必死の看病と、18歳とは思えないタマさんの生命力により、死の淵から見事回復。その献身的な看病を讃え「世田谷区動物フェスティバル」から表彰されたニュースは、ネットでも話題になりました。そこで、タマさんとの出会いから猫の魅力について、横尾さんに語っていただきました。