ilove.catの写真担当、鈴木心がお送りする猫にまつわるコラム、題して「鈴木心のねこらむ」。
第二回 招き猫徒然「真工芸編」
前回の「東京招き猫発祥の地対決」もさめやらぬ炎天下、仕事合間に寄った東京新国立美術館にあるスーベニアフロムトーキョーにて発見してました。
招き猫。
まずはこちら。
ilove.catの写真担当、鈴木心がお送りする猫にまつわるコラム、題して「鈴木心のねこらむ」。
第二回 招き猫徒然「真工芸編」
前回の「東京招き猫発祥の地対決」もさめやらぬ炎天下、仕事合間に寄った東京新国立美術館にあるスーベニアフロムトーキョーにて発見してました。
招き猫。
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iPhoneアプリをおすすめするサイトAppBankで、猫アプリのレビューを担当している @spring_mao さんに、おすすめ「猫アプリ」をセレクトしていただきました。ゲームだけでなく、カレンダーや猫専用カメラなど、iPhoneを猫仕様にしたくなるアプリをご紹介します。
レトロキャットフォーク 350円 La Maison du Chat Noir
マドレーヌのお菓子袋に入った、レトロな雰囲気の猫型フォークです。襟元にはスカーフを巻いたり、お花の首飾りをしていたりと、それぞれ凝ったデザインが特徴。本職は他にある職人さんが、古い金型を使ってマイペースに生産しているそうです。
大阪にある猫グッズのお店「La Maison du Chat Noir」では、透明なブルー・ホワイト・レッドがセットになった「トリコロール」、マットな質感のレッド・クリーム・グレーがセットになった「クラシック」、透け感のあるホワイト3本がセットになった「シュガー」の計3種類を販売。絵柄パターンは6種類あり、どの組み合わせになるかは届いてからのお楽しみだとか。フォークのほかに、同じデザインのマドラーもあります。ついついまとめ買いしたくなる逸品です。
「うきわねこ」著:蜂飼耳/イラスト:牧野千穂(ブロンズ新社)amazon.co.jp
小説、エッセイ、児童文学など、さまざまなジャンルで活躍する詩人・作家の蜂飼耳による絵本です。イラストを手がけるのは、パステル画で描きだされる独特の世界を表現する牧野千穂。
猫のえびおが、誕生日のプレゼントでもらったうきわ。差出人はおじいちゃん。満月の夜、空をとぶ不思議なうきわで冒険に出掛ける。忘れられない一夜の出来事。
猫とうきわという、不思議な組み合わせのお話。大きなうきわに乗った可愛らしい猫の姿から、作者の猫に対する愛を感じる絵本です。
映画「子猫をお願い」ポニーキャニオンamazon.co.jp
映画「リンダ リンダ リンダ」や「空気人形」などで注目を集めている若手女優、べ・ドゥナが主演する、20代前半の大人になりかけている女性の夢や恋愛、挫折を描いた青春映画。高校時代に仲良しだった5人組が社会に出て、それぞれの置かれた環境からすれ違いがおきていくというストーリーです。
5人の中でも一番おとなしいジヨンが子猫を拾う。「猫は神秘的な生き物、家で飼うと不吉なことがおきるかもしれないよ」とおばあさんに言われるも、「そんなの迷信よ」と子猫にティティと名付け、一緒に暮らし出す……。韓流と呼ばれる多くのシンデレラストーリーとは異なり、不器用ながらも大人へと成長していく姿をリアルに描いています。
「猫の王ー猫はなぜ突然姿を消すのか」小島 瓔禮 (小学館)amazon.co.jp
猫が家からいなくなることを、九州などでは「猫丘参り(ねこだけまいり)に行く」と言われています。
”猫丘とは、熊本県阿蘇山の主峰が連なる中央火口丘の五つの山の一つ、根子丘のことである。猫丘とも書き、地元では、この猫丘には猫の王がすんでいるといい、各地の猫が修行に来ると伝えている。修行を終えると、一人前の化け猫になるという”
こういった言い伝えは、突然飼い猫が猫がいなくなることや、野良猫たちの上下関係といった、猫の習性から生まれた信仰とのこと。その「猫の王」の伝承をもとに、日本各地の猫にまつわるお話を紹介しています。また、招き猫のポーズとなっている猫の顔新いは、”猫がなにか新しい行動を起こすきっかけで、これからなにかが起こるという前兆とみるのに、ふさわしいしぐさ”と言われているとか。古くから伝わる招き猫のルーツや、ヨーロッパをはじめ飼い猫の起源といわれている古代エジプトの神話などを、民俗学と観点から検証する一冊です。
”猫にとって、人間の家にいることは異常な事態で、たまたま人間の家に来ているということになる。人間の寝床にもぐりこみながら、猫は、人間のお守りは世話がやけるとおもっているのかもしれない。猫の王の観念は、そうした自立した猫の社会の存在をあらわすみごとな表徴であった”
猫は、招き猫など縁起物として可愛がられる一方で、化け猫や猫又など恐ろしい生き物として描かれることもあります。その善と悪の両面性が、猫という動物の魅力なのかもしれません。
折りCA3「ねこおり」cochae(青幻舎) amazon.co.jp
デザインユニットcochaeが手がける折り紙シリーズ「ねこおり」。ポップなデザインをした折り紙を折ると、さまざまな猫が登場します。「猫に小判」「猫をかぶる」「猫も杓子も」など、猫にまつわることわざや慣用句をモチーフに24種類の猫を作ることができます。さらに、森の妖精といわれるノルウェージャンフォレストキャットや、ヤマネコとイエネコの後輩から生まれたベンガルなどといった猫種の説明も、個々のデザインごとに掲載。折り紙としてだけでなく、切り離してポストカードとしても使えます。
「水木サンの猫」水木しげる(講談社漫画文庫) amazon.co.jp
猫好きとして知られる漫画家、水木しげるが描いた”猫漫画”を集めた一冊。「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する猫娘のルーツをはじめ、猫忍・猫鬼・猫又などといった、人間を惑わすさまざまな”化け猫”が登場します。解説は作家の町田康さん。「化け猫は人間の欲に対する弱さ、愚かさといった人間の負の部分に反応しているに過ぎず、それ自体は無害な存在である」という通り、猫が恐ろしい表情で襲いかかるのは、ずるがしこく欲にまみれた人間ばかり。また、猫を飼っているようで、人間のほうが飼われているとう描写も度々でてきます。そもそも猫は化けていなくても人間の性格をしっかり判断し、それ相応の反応(気に入らない相手にはひっかりたり、無視したり…!!)するもの。この本は、猫に対して常に敬意と愛情をもって接することを教えてくれます。
「猫ジャケ」「猫ジャケ2」〜素晴らしき“ネコード”の世界(ミュージック・マガジン)
amazon.co.jp、amazon.co.jp
国内外の“猫”が起用されたレコード・CDを集めた本「猫ジャケ」。“猫だけのジャケットを集めたら面白いのでは?”と発案した編集・ライターの高岡洋詞さんに、「猫ジャケ」の制作秘話を伺いました。
(さらに…)
TWO BY TWO Natural Vanilla Biscuits「フクロウと猫」ビスケット(Artisan Biscuits)amazon.co.jp
イギリスの有名なエドワード・リアの童話「フクロウと猫」に登場するフクロウと猫の形をしたArtisan Biscuits社のビスケットです。フクロウと猫のカップルが、船旅の末に辿り着いた島で結婚式を挙げるというストーリーにちなんで作られたビスケットは、添加物や保存料などを一切使用ぜず、たっぷりのバターとマダガスカルバニラを使い、さっくりと仕上げています。パッケージも可愛いので、お手土産にもぴったり。ほかに「うさぎとカメ」などのシリーズもあります。