column
ウチの猫は名前を呼びかけると返事をする/振り向く/走り寄ってくる……。猫の飼い主ならば大抵はそう感じているはず。
それが“思い込み”でも“飼い主のひいき目”でもないことを知っているだろうか? 東京大学認知行動科学研究室の齋藤慈子講師らの研究チームによる「ネコは飼い主と他人の声を区別していると考えられる」という調査結果(http://www.cbs.c.u-tokyo.ac.jp/home/saito/neko.html)が、2013年3月26日付けの「Animal Cognition」(電子版)に掲載された。ilove.catは調査結果について、斎藤講師に話を聞くために東大の研究室を訪れた。
「確かにこれは、猫の飼い主さんならば普通に感じていることではありますよね。ところが研究の世界では、裏づけなしに“猫は飼い主の声を区別している”と書いたところで話にならない。そういったひとつひとつのことに、研究による実証の引用がなされないと全く意味がないんです」と齋藤講師。
〈毎朝研究室にやってくる雌猫・すずちゃん。推定1〜2歳〉
実験は、飼い主が猫の名前を呼ぶ声と、飼い主と同性でネコと面識のない他人4人が猫の名前を呼ぶ音声とをあらかじめ録音して行ったそう。
「普段飼い主さんが猫に向かって呼びかけているときには、声だけではなく顔かたち、においなど、猫に与えている判断のキュー(手がかり)がほかにも色々ありますよね。だから声に反応しているかどうかを実験するには、録音した音声をプレイバックするのが有効なんです」
始めに流すのは知らない人の声。最初は突然、音がしたことにびっくりして反応を示すものの、知らない人の声を繰り返していくとその音に慣れていって段々反応が弱まる(馴化)。ここで次に飼い主の声を流すと、反応が戻るため(脱馴化)、飼い主と飼い主でない人とを区別していることが証明されるのだという。
「一度馴化させて脱馴化の反応をみるのは、赤ちゃんやほかの動物でも使われている実験方法です。鳴いたりしっぽを動かしたりする“返事”のような反応はあまりみられず、多くの猫が頭や耳を動かす反応を示しました」
ひとつの研究に必要とされる実験対象は20匹程度。今回の研究でも同程度の実験がなされたが、猫ならではの苦労も多いそう。
「猫は研究対象にはまるで向かないんです(笑)。同じペットでも犬は“ここに座って”とか“そのままでいて”といった指示を聞きますが、猫はそうはいきませんから。実験者がやって来ただけで部屋の隅っこへ逃げてしまうことも多いので、なかなか研究が進まないんですよね。また“犬は人につき、猫は家につく”というように、犬は実験の場所へ連れてきてもらうことができるけれど、猫はこちらから飼われているお宅へ出向かないといけない。協力をとりつけるのが難しいケースもあります」
研究の困難さから、犬に比べると猫の生態には解明されていないことも多い、と齋藤講師。
「特に人間とのコミュニケーションについての研究は遅れをとっていますね。犬の場合は、毎年数十もの論文が出版されている状況ですが、猫の論文はほとんどありません」
飼い猫と過ごす時間がほかの誰より長かったり、飼い猫が家族同様の意味を持ったりというケースも多くなった現在の社会では、猫の生態が解明されていくことには、論文の裏づけとなる以上の意味があるだろう。
「飼い主さんの体験的な知識だけではなく学術的に猫の生態が証明され、どんなことに敏感かが分かれば、猫が快適で健やかな暮らしを送るためには何に気をつければいいのかも分かるようになりますし、万が一問題行動があったときにも原因を特定するのが容易になっていくはずです」
ちなみに齋藤講師は自身も幼い頃から猫を飼っている根っからの猫派。
「実験も難しいし、つぶしもきかない。猫だけの研究を進めていくのは正直大変」と話すものの、「猫が好きという気持ちはやっぱりいちばんのモチベーションですね」と話す。飼い猫と人間との健やかで幸福な関係のために、これからの研究にも期待がかかる。
「声の実験はその後も続けていて、現在は、飼い猫が自分の名前を認識しているかどうかの研究に入っています。日常レベルでは自分の名前で振り向くように見えるけれど、実際のところはどうなのか? 結果がまとまったらまた発表するつもりです」
とても身近で大切、何を考えているかが分かりそうで分からない“ウチの猫”。齋藤講師たちの研究は、そんな“本当の気持ち”を知る手がかりとなっていくはずだ。
〈構内に住む野良猫〉
雑誌『フィガロジャポン』のblogでも人気のNY発のお洒落な猫「FASHIONISTA CATS(ファッショニスタ キャッツ)」。ilove.catでも取材したアラキミドリさんの愛猫・ウィズタムさんや、小林マナさんの愛猫・マロンさんもキャラクターとして登場しています。NYで3匹の雄猫たちと暮らす、クリエイターの矢吹恭子さんにファッショニスタキャッツに込められた想いを伺いました。
—「FASHIONISTA CATS(ファッショニスタ キャッツ)」を始めたきっかけは?
「ブログが流行り始めた2010年頃、自分自身が登場して好きなモノや食べたモノを紹介しているブログをやっている人が周りに多かったんです。でも私はもっと手間をかけて、自分の好きなモノを紹介したいなと思って。そんな時、うちの猫たちをキャラクターにして登場させてみようと思いついたのがきっかけです。ファッショニスタ キャッツのキャラクターは、私が飼っているMUKUにインスパイアされてできました。物語の中には、SUSHI 、TAMA、MUKUの3匹の愛猫が登場します。実は猫たちに洋服を着せてお洒落をしたかったのですが、彼らは洋服を着せられるのが嫌いですよね(笑)。だから、キャラクターをつくり、物語の中で思いっきりお洒落をさせているんです」
—キャラクターを思いついてから、ストーリーを生み出したのですか?
「ファッショニスタ キャッツはお洒落が好きな猫という設定で、最初はブログのキャラクターとして登場させていました。今日はシャネルを着てパーティへ、今日はデレクラムを着てショッピングへ、という日々のブログを更新する中でストーリーが生まれてきたんです」
—猫を登場させることで、周りの反響はありましたか?
「ファッションデザイナーがファッショニスタ キャッツをみて、うれしかったとか、この服を着させて欲しいという反応がありました。登場するキャラクターの多くは、NYや日本にいるクリエイターの友人たちが飼っているペットがモデル。それぞれの性格にあわせて、こんな洋服が似合う、この服を着せたいなと考えて構成しています。私は、ファッション雑誌のコーディネーター兼ライターとして、毎シーズンNYのファッションウィークを取材しているので、そこでチェックした最新トレンドの洋服が登場することが多いですね」
—ilove.catでも取材したアラキミドリさんの愛猫・ウィズタムさん(https://ilovedotcat.com/ja/2656)や、小林マナさんの愛猫・マロンさん、ギルバート&ジョージ(https://ilovedotcat.com/ja/4059)もいますね。ストーリーを作る上で、実在する猫や犬たちの性格が反映されているのですか?
「飼い主さんから写真を送ってもらい、どんな性格なのかを必ず聞きます。そのコメントは、実は動物たちよりも、飼い主さんの性格が見えるんですよね。そこからサイキックのように動物たちの行動を読み取り、お話が出来上がってくるんです。マナさん宅のギルバート&ジョージは、もともとアーティストのギルバート&ジョージから名付けられていることもあり、物語の中でもアーティストとして登場します。マナさん自身やご主人もアーティステッィクな方なので、キャラクターと猫、そして飼い主さんの趣味性が自然と反映されているんです」
—キャラクターをつくる上でのポイントはありますか?
「実は、みんなシッポがないんですよ。シッポをつけてしまうと、服を着せてもどうしても動物にみえてしまうんです。体は人間のフォーマットで、顔だけをその動物たちにして、必ず立っています。キャラクターは動物ですが、人間の住む世界を描いています。たまに、マロンちゃんのような動物らしいままの姿のキャラクターもいますが、基本的には人間に置き換えているんです」
—ストーリーのアイデアはどこからきているのでしょうか。
「例えば、キリンはファッションモデルがモチーフ。あまりに細くて手足が長くて、似合う洋服がないという悩みをお話にしています。人間の悩みや出来事からインスパイアされることが多いですね。また猫のことを知れば知る程、猫はいろんなことを教えてくれます。物語を作る上で一番気をつけているのは、『モノを買う』という表現を使わないこと。お金を使ってモノを買うことは資本主義経済のベースになっていますが、ファッショニスタ キャッツに登場するキャラクターたちは、何か欲しい時には『手に入れる』という表現をしています。〈BUY=買う〉ではなく〈GET=手に入れる〉なんです。猫たちはお金なんて1銭も持っていないのに、こんなに幸せそうで、クリエイティブに生きている。人間の考えでは、ハイファッションを着るには何十万円も必要ですよね。でもファッションを楽しむには、お金がすべてではない。もちろん欲しいモノを手に入れたいと思い、努力することは大切ですが」
〈左からTAMA、MUKU、SUSHI〉
—なるほど。猫から学ぶことがストーリーに反映されているのですね。
「そうです。そして、このキャラクターたちはみなママやパパという表現もしません。現代社会において、サザエさんのようなおじいちゃん、おばあちゃん、父親、母親がいるというような家族構成はなかなか難しいですよね。特にアメリカにいると、ゲイのカップルや片親の人、養子縁組みで継母に育てられた人、そして本当にたった一人で生きている人がたくさんいます。その人たちに愛がないといえば、嘘になる。猫たちをみても、親が分かっている猫なんて数少ないですよね。それでも楽しく暮らしている。その人間愛、猫愛を表現したいんです。なるべく、“普通の家族”という形にあてはめないようにしています。教訓としては、私が幼い頃から読んでいたグリム童話がベースになっています。そのグリム童話を現代的にアップデートしているんです」
—NYでは暮らす3匹の猫たちについて教えてください。
「ボーイフレンドの実家に子猫が新たに産まれたというのでMUKUを譲り受け、飼うことになったんです。そしてSUSHIとTAMAの2匹も飼う事になりました。3匹ともみんな同じ母親から産まれた兄弟で、MUKUだけ父親が違います。日本にいた頃は猫や動物を飼ったことがなかったので、初めての体験だらけでした。オモチャをガリガリしていたらポロって歯がとれたことがあって、生え変わることを知らなかったので、慌てて動物病院へいったことも。何もわからなかったので、しょっちゅう病院へ行ったり、かなり過保護にしていましたね(笑)」
—猫と暮らしはじめて、発見はありましたか?
「いちばん驚いたことは、猫によってそれぞれ性格が異なるということですね。SUCHIはいい子で悪さをしないようにみえて、こっそり盗みをするタイプ。TAMAはフレンドリーで友人が来てホームパーティをする時にはみんなに可愛がられます。そして3匹のボス。そしてMUKUは頭がいい。ドアも空けるし、お手もする。餌をポンと投げると、両手でキャッチする芸も披露してくれます」
—NYのお宅の猫トレイもお洒落ですね。
「これはIKEAで購入した段ボール箱をくり抜いて作りました。本棚はキャットタワーとしても活用しています。猫がいると爪で引っ掻いてしまうので、ソファーもコットン荒くない生地にしたり。NYでは周りに猫を飼っている人が多くて、犬のように吠えたりもしないし、飼いやすい環境だと思います」
—今後、ファッショニスタキャッツの展望は?
「まずは、今までのお話を本にまとめたいと思っています。またフィガロでの連載から動画がうまれたのですが、その動画からアニメーションへ展開していきたい。キャラクターグッズも制作したいですね」
矢吹恭子 (やぶき・きょうこ)
ニューヨーク在住の「ファッショニスタ キャッツ」クリエイター。グラフィックデザイナーとライターの経験を生かし、2010年より、実在の猫が活躍するイラストのブログをスタート。
FASHIONISTA CATS
http://fashionistacats.com
ブログ
http://blog.madamefigaro.jp/kyoko_yabuki/
額のユニークな柄に、悟りを開いたような表情……。一度見たら忘れられないその容姿に、虜になる人が続出しているというスコティッシュ・フォールドの雄猫・たもさんと貫禄たっぷりの雌猫・ぐーさん。日々instagramで綴られる、見た目も性格も個性派な2匹との暮らしを、飼い主の稲村恵里さんに伺いました。
—たもさんとの出会いは?
「たもは大阪のブリーダーさんのサイトで一目惚れして譲り受けました。しばらくして、昼間仕事で家に誰もいないのが可哀想かなと思い、ぐーを飼うことに。こうみえて2匹ともスコティッシュ・フォールドなんです。たもは雄で6歳、ぐーは雌で5歳です」
〈たも、雄、6歳〉
—2匹目を飼うのことは大変だとは思わなかったのですか?
「1匹も2匹も変わらないかなと。実際そんなに大変だと思ったことはないです。私自身、幼い頃は動物に触れ合う機会があまりなかったのですが、5〜6年前に猫ブログが流行り出した頃、サイトをみていて猫との暮らしっていいなあと憧れを持って。その時はマンションがペットNGだったので飼いたくても飼えなかったのですが、しばらくして古い一軒家に引っ越したんです。そこではペットOKだったので引っ越ししてすぐに飼い始めました」
〈ぐー、雌、5歳〉
—猫と暮らし始めて発見はありましたか?
「飼い始めたころは小さな赤ちゃんだったので、心配ばかりしていました。クローゼットとか棚に入って出れなくなっていたらどうしようとか。ぐーは今とは違って小さい時は本当にすばしっこくて億劫で、ずっと狭い所に隠れていましたし、たもは相変わらず抱っこさせてくれない。でも、それぞれの性格の違いが面白いですね。2匹同士はあんまり仲が良くないみたいで、一定の距離を保ちながら丁度良い関係を築いている感じです」
—ちなみに、たもさんの名前の由来ってもしかして……?
「そうです(笑)。赤ちゃんの頃、背中の模様がサングラスをかけているタモリさんに見えたので、たもと名付けました。ぐーは音の響きで決めました」
—この家には、いわゆる猫グッズがほとんどないですよね。
「猫用の商品はファンシーなモノが多いですよね。最近は少しお洒落なモノもでてきていますが、できるだけ自分の趣味の範囲でシンプルにしたいと思っています。あと、毛が抜けて掃除が大変なので、そもそもモノをあまり置かないようにしています。オモチャもあまり興味がなく、その辺のヒモや丸めた紙クズで遊んでいるので、置いてあるのは爪研ぎくらい。トイレは色がインテリアに馴染みやすいかなと思い、ニャンとも清潔トイレを使っています」
—以前の一軒家からまた引っ越しをされたそうですが、ペット可物件はすぐみつかりましたか?
「なかなか難しいですよね。何より、2匹いるので広さが欲しいなと。あとは外を眺めるのが好きなので、窓が大きく、高さがとれるようなところを探しました。とはいえ、猫はいつも決まった場所にいるんですよね。飼い主側は期待してベッドとかいろいろ用意するんですけど、その場所で寝ることはなくって(笑)。買ったけど全然使ってくれない。たもは冷蔵庫の上とか高い場所が好きで、ぐーはベッドの上が定位置。猫は自分で好きな場所を見つけて、そこにいるんですよね」
—instagramのたもさんの表情は、一度見たらしばらく忘れられないですよね。
「instagramを始めたのはここ1年程で、そちらの方が楽しくてブログは更新が滞っているのですが……。以前住んでいた一軒家が立て壊しが決まって、家の記録写真という意味もありブログを始めました。私はあまりマメに親に連絡をしないのですが、ちゃんと見てくれているようで、更新が止まると連絡がきたり(笑)。猫の写真をアップしているから、本人も元気なんだろうと思っていたようです」
—猫がいることで、疎遠になりがちなご両親とのコミュニケーションが深まったと。周りの友人も猫を飼っている人が多いのですか?
「いえ、飼い始めたときは猫友達は全然いなかったんです。いまはinstagramを通じて友達になった人たちとよく遊んでいます。最初は交流目的ではなく、写真を加工するためにinstagram使っていたのですが、そこからブログを見てメールをもらったり、食べ物の話で盛り上がってご飯行きましょう! となったりして。今となっては猫以外の話題で盛り上がることの方が多いですね(笑)。皆、職業も年齢もバラバラですが、たもとぐーがきっかけで知り合えたことはとても嬉しいです」
—犬だと公園に散歩へいったりと交流しやすいですが、猫は家から連れ出せないですよね。
「犬を飼っている人と、猫を飼っている人の性格自体もちょっと違うかなと思います。犬に比べると、猫はどちらかといえばインドア派。猫を飼っているひとは、自宅で仕事されていることが多いですし、ネット好きも多いと思います」
—ネットでのコミュニケーションが盛んだからといっても、実際に会って友達になるというのは割とハードルが高いような気もしますが。
「不思議なことに、猫という共通点があると割とすんなりとイケるんです。私の場合はラッキーなことに、気の合うとてもいい方々と知り合うことができましたし、猫好きに悪い人はいない(笑)。写真を見ていて、すごく可愛い猫はやっぱり会ってみたくなりますね。私は正直、すべての猫が好き! というよりは、自分のツボにはまった猫が好き! というタイプなのですが、友人の飼っている猫たちも、たもやぐーとはまた全然違う可愛さがあって、無性に会いに行きたくなります」
—自分で飼っていても、気になる猫がいると会いにいきたくなる。そこまで行動を刺激さされる、猫の魅力とは?
「同じ猫でも、それぞれ性格やルックスが全然違うところでしょうか。シュッとしているようでちょっとおバカだったり、それぞれに面白いポイントがたくさんある。あとは単純に、モフモフとした毛に触りたくなるんです」
ブログ「tamogoo note」
http://tamogoonote.petit.cc
instagram
http://instagram.com/tamogoo2/
「Cat’s ISSUE Exhibition」が開催!
東京・渋谷にあるSUNDAY ISSUEにて、猫をテーマにした展覧会「Cat’s ISSUE」が開催されます。 小説や言葉の中に潜む猫たちを、「しおり」というカタチでアーティストが表現。展覧会期間中にはミュージシャン・坂本美雨さんによる「ネコLIVE」も。また、猫好きクリエイター達による新聞発刊プロジェクト「The Cat’s Whiskers vol.0」も発足するとか。猫好きにはたまらない、猫づくしのイベントにぜひ参加してみては。
【Cat’s ISSUE Exhibition】
2013年5月2日 (木) 〜 5月12日(日)
オープニングパーティー/5月2日(木)19-22時
営業時間/平日:13-20時 土日:12-19時
【展覧会参加作家】
あらゐけいいち/有本ゆみこ/石黒亜矢子/EHEHE/會本久美子/大塚いちお/
Cato Friend/そで山かほ子/前田ひさえ/三宅瑠人/森本将平/ゆーないと/yang02(映像)
【ブックセレクター】
石井 芳征(KANZAN)
川上 洋平(book pick orchestra)
山口 博之(BACH)
【会期中 SPECIAL EVENT】
「ネコLIVE」5月4日(土)/19:00 〜 22:00
エントランス:¥2500(1ドリンク+ネコシール付き)
出演:坂本美雨(歌・ネコ吸い)+友森昭一(ギター・ネコなで)
☆ドレスコード:ネコ
(何かひとつネコの物を身につけてお越し下さい)
※ご予約はメールにて受付いたします。
件名に「ネコLIVE予約」と記載の上、
本文に、お名前(フルネーム)、電話番号、ご予約人数を明記して、
下記アドレスまでお問い合わせください。
info@sunday-issue.com
■展覧会、及び会期中イベントの詳細はこちら。
SUNDAY ISSUE WEBサイト
http://www.sunday-issue.com/schedule/gallery/2922/
【The Cat’s Whiskers vol.0】
ネコ好きクリエイター達による新聞発刊プロジェクト。
クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」にて制作費の支援+予約を受付中。詳細はこちら。
http://camp-fire.jp/projects/view/641
今年2月、福島県動物救護本部「三春シェルター」で取材を始めて以降、続々と保護した猫たちの飼い主さんが決定しています。 詳しくはシェルター通信をチェック。またilove.catを見てボランティアに参加する人や、実際に遠方から里親になるために車で三春まで来る方も多いそうです。5月のゴールディンウィークのお休み、猫に会うために、ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
(追記:2015年12月25日、すべての犬猫の飼い主や里親がみつかり、三春シェルターは閉鎖されました)
■第一弾レポート
https://ilovedotcat.com/ja/6944
■第二弾レポート
https://ilovedotcat.com/ja/7318
【里親募集中の猫たち】
すず
メス、雑種、約1歳
問い合わせ番号:20281
とにかく遊ぶことが大好きで、ゲージの前を通る度に「かまって!」と元気な声でアピールしてきます。膝の上で抱っこしながら、顔の周りをなでるとトロンとした目つきに。甘え上手。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ひじき
オス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20331
甘えん坊な男の子。ゲージから出るとすぐに膝の上に乗ってきて、腕の間に顔をうずめます。誰にでもやさしく、まったりするのが好き。小さめな黒猫です。
カイ
オス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20175
音に敏感でちょっぴり人見知り。でも慣れてくると、お腹を出して撫でてほしいとアピールしてきます。グルーミングが好きで、撫でながらしてあげるとうっとりとした表情に。
(*取材後、里親さんが決定しました)
カン
メス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20334
声をかけると手をフミフミさせて近づいてきます。背中を撫でられるのも好きで、しっぽをたてて喜びます。他の猫とも仲良くできるタイプです。
(*取材後、里親さんが決定しました)
イエロー
メス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20323
体は大きめですが、落ち着いていて大人しい性格。甘える時は、そっと横に近づいて体をよせて、静かにしています。おっとりとしたマイペースな子。パステルトーンの三毛柄がとても美しいです。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ゴウ
メス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20322
近くによるとすぐにスリスリ、ゴロゴロする甘えん坊な女の子。他の猫たちとも仲良しで、元気なタイプ。
(*取材後、里親さんが決定しました)
よつば
オス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20415
キレイな顔立ちで、しっぽや手足も長いハンサムボーイ。まだちょっぴり臆病だけど、性格は優しく穏やか。首をかしげてこちらを見る姿に癒される職員さんも多いとか。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ルイ
オス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20203
遊びやご飯よりも、人に抱っこしてもらうことが一番好き。一度抱っこすると、しばらく離れません。ソックスとお腹にかけての白ブチが個性的。
(*取材後、里親さんが決定しました)
文(ぶん)
メス、雑種、約1歳
問い合わせ番号:20304
初めての人にはやや警戒してしまいますが、慣れてくると自分から近づいてかまってほしがります。「文ちゃん!」と名前を呼ぶと、目を合わせて返事をしてくれることも。撫でるとゴロゴロと喉をならして甘えます。ベージュトーンのきれなサビ柄。
テン
オス、雑種、約1歳
問い合わせ番号:20473
毛色がきれいで、ちょっぴりお腹がでています。遊ぶことが大好きで、おもちゃやクッション型の猫ハウスがお気に入り。抱っこをするとゴロゴロを喉をならします。眉毛のような模様と背中の♡マークが特徴。
(*取材後、里親さんが決定しました)
チョコ
オス、雑種、約1歳
問い合わせ番号:20397
とてもおとなしく、やさしい性格。慣れるとすり寄ってきて甘えます。抱っこをすると安心したような顔に。黒い毛並みがとても美しく、珍しいカギシッポの猫です。
(*取材後、里親さんが決定しました)
クッキー
オス、雑種、約3歳
問い合わせ番号:20477
遊び好きでよく動きまわっています。他の猫たちとも仲良く、多頭飼いの方にもおすすめ。キレイなピンク色の鼻と大きな目が特徴。
(*取材後、里親さんが決定しました)
テル
オス、雑種、約2歳
問い合わせ番号:20477
歩いているとぴったりとくっついてくる、甘えん坊さん。遊ぶのも大好きだけど、おもちゃでたくさん遊んだあとは、ゴローンと横になって寝ていることも。他の猫たちとも仲良くできるタイプです。
■里親募集、ボランティアなどのお問い合わせはこちらへ
福島県動物救護本部
http://www.fuku-kyugo-honbu.org
カプセルトイなどで人気のゆるキャラ「ネコ金魚」「ネコきのこ」。猫と金魚という異色の組み合わせのアイデアはどこからきたのか、作者であるNEKONOKOさんに伺いました。
ーなぜ、猫 × 金魚という組み合わせを思いついたのですか?
専門学校の卒業制作で世界のいろんなものが猫になっている話の絵本を作ったんです。その中にはまだネコ金魚はいなかったのですが、それ以降にもっといろんなものを猫にした絵やキャラクターを制作している中に「ネコ金魚」がでてきました。あまり頻繁に登場するキャラクターではなかったのですが、2010年に知人がオーナーをする「金魚カフェ」というカフェで個展をすることになった際、その個展のフライヤーに「ネコ金魚」をなんとなく描いたことがきっかけで注目され、カプセルトイになりました。
ー猫 × きのこという組み合わせについては?
もともと「きのこ」というモチーフも好きだったのですが、きっかけは、専門学校を卒業してすぐにロンドンに旅行に行った際、きのこの形のキャンドルがたくさんマーケットに売っていて、それを見てきのこの絵を描いたことです。その時はキャラクターというより絵として描いていたので、今よりもっと怖くてシュールな表情でした。それから進化して、いつも登場する白いネコキノコができた気がします。
ー犬やほかの動物ではなく、猫だった理由は?
小学生のころから、実家に私が拾ってきた猫を飼っていたので自然と猫好きになりました。ノラ猫にもご飯をあげていたり、多いときは10匹くらい家の周りに猫がいました。全部の猫に私が名前をつけて、その猫のお話などもつくっていました。
ー実際にモデルとなった猫はいますか?
専門学校のころから飼っている茶トラの猫がいるんですが、この子はモデルというか、いっしょに活動しているような雰囲気でやっていました。たまに絵にも登場します。以前、いっしょに暮らしていた猫はソラという名前で2年前に13歳で亡くなってしまったのですが、今はルームメイトの飼っている猫のシビーさんとぶーちゃんという猫が2匹います。2匹は兄弟です。
<ソラ>
ー「ネコ金魚」「ネコきのこ」の一番すきな柄は?
「ネコ金魚」は好きな柄は第3弾の時にでてきたニジノコです。カクカクした形も気に入っています。これは第1弾を考えているときからいました。「ネコきのこ」は、メインキャラクターのベニテンが好きです。きのこの定番ですが、ベニテング茸をモデルにしています。第2弾にでてくる、あのね君ももともとはネコでもなんでもないキャラクターなんですが、わたしも気に入っていて、よく登場させています。あのね君は「ネコ金魚」にもなったり「ネコきのこ」になったりと人気がありますね。
ー描くとき、難しいポイントは?
基本的には特に難しくはないんですけど、「ネコ金魚」のカク族のニジノコを描くときは模様を描くのにすこし苦戦します。キャラクターを作るときは目の雰囲気が同じシリーズの中では似ないようにしています。
<シビーさん、ぶーちゃん>
ーネコ○○シリーズをはじめて、猫に対する見方が変化しましたか?
猫は身近にいるので、直接観察してみたりするんですが、あまり新しく発見することはなかったですね。むしろ種類や設定を考えるために、本物の金魚やきのこを参考にしました。
ー 実際に「ネコ金魚」「ネコきのこ」がいたら、人間とはどういう関係になると思いますか?
人間とは友達になれる気はします。猫のようにのんびり暮らしているようなイメージです。
ー 今後、シリーズの展望をおきかせください。
キャラクターのお話がなんとなくはあるんですが、まだきちんと描いたことはないので、その世界をひろげることができればいいかなと思っています、また、新しいキャラクターもつくりたい。アニメーションに興味があるので絵をつかって、アニメーションもつくれたらと考えています。
■「ネコ金魚」シリーズの詳細はこちら
http://nekonoko.info/nekokingyo/
「ネコきのこ」カプセルトイ第2弾:奇譚クラブより4月下旬発売予定
iPhoneケース:スーパーパワーズよりロフトやオンラインショップで発売中
2013年10月に高円寺にあるカフェの『ぽたかふぇ。』で個展を開催予定
■ロフト各店舗で開催されるアートイベント『POPBOX』に参加
4/22〜5/6 池袋ロフト 10階
4/27〜5/26 吉祥寺ロフト 2階
5/14〜6/3 名古屋ロフト 1階
NEKONOKO(ネコノコ)/アーティスト
ヒジカタクミによるカイシャごっこユニット。98年結成。社長は猫のソラ。所属アーティストに祖母の土方えい(現在99歳)。いろんなものをネコにした絵画やキャラクターを制作している。メインキャラクターもネコノコといい、シュールでゆるいキャラクターをたくさんつくっている。祖母の絵とのコラージュ作品なども制作。
WEB
http://www.nekonoko.info/
Twitter
https://twitter.com/nekonokosora/
ドーナツ型の猫が活躍する漫画「どーにゃつ」。ほのぼのとした猫漫画かと思いきや、20XX年の近未来(?)で無人の廃都と化した新宿でサバイバルするドーナッツというか……猫!? 予想外なストーリー展開と、猫×ドーナツ×SFという異色の組み合わせに、猫好きならずとも病み付きになる人が続出しているとか。著者のコザキ・ユースケさんに「どーにゃつ」の制作秘話を伺いました。
ーなぜ、ドーナツ×猫という組み合わせを思いついたのですか?
いきさつは本当にちょっとした事で、知人のゲーム会社勤務の女性に「何でもいいから何か可愛いキャラクターを描いてみて欲しい」というお題を出されたのがきっかけでした。その方がスイーツ好きだったのと、僕が猫好きなのもあって、何の気無しに組み合わせてみたんです。
ー犬やほかの動物ではなく、猫だった理由は?
主人公は「どーにゃつ」と言う猫型の動物ですが、他のキャラクターにはクマや犬、ブタなど色んな生き物をモチーフにした者もいるんですよ。
ー実際にモデルとなった猫はいますか?
うちで飼っているあずみ(15歳♂)と、小雨(5歳♀)を合わせたものがモデルになっています。ころっと太った感じは、小雨によく似ていると思います。あずみは、キジ柄の野良だった子です。温厚で非常に甘えん坊。女の子みたいな名前なのは、飼い始めの頃家族みんな雌だと思っていたせいです。幼少期は素人目には判別が難しかったですね。小雨は三毛。小雨が降るある日の公園で、一人ぼっちで土で汚れてガサガサになっちゃってた所を保護しました。最初は里親を探していたのですが、情が移ってしまって。今ではふくふくと健康に&ふくよかに育っています。
〈あずみ〉
ー「どーにゃつ」を描くとき、難しいポイントは?
綺麗に丸を描くことが意外と難しく、結構歪んでしまうので、しょっちゅう修正をかけたりします。この辺の苦労は、あまり他の作家さんがなかなか同意してくれず、「描くのが楽そうでいいなぁ」と言われます。まあ、実際に楽ではあるのですが!(笑) あとはシンプルな顔の作りなだけに、微妙な表情変化のパターンを作るのが難しいですね。
〈小雨&餡子〉
ーお気に入りのエピソードは?
今現在、すべてのエピソードお気に入りですが、強いて言うなら第18輪『おなかがヘルハウンド』でしょうかね。犬のキャラクターが主人公の回ですが、犬も飼っているので。次点で第11輪『伝説のアメージングスパイダー』。動物に限らず、人同士が“しょうもない理由で争う”というのが人間臭くて好きなんです。
〈第18輪『おなかがヘルハウンド』〉
ー猫は人間の言葉を理解していると思いますか?
犬は「おやつ食べる?」「お腹すいた?」「お風呂入る?(さっと逃げる)」など、言葉はある程度理解しているのですが、猫は主にこちらの行動を見て反応している様に感じます。僕がご飯場に行くとついて来たりとか。でも犬ほどでないにしろ、自分の名前は理解しているようで、名前を呼ぶとそれぞれ個別に返事をするのが非常に可愛いです。
〈第11輪『伝説のアメージングスパイダー』〉
ー「どーにゃつ」を描いたことで、猫に対する見方が変化しましたか?
昔から猫が好きなので、大きく変わった所はありませんが、実際にある猫の習性からヒントを得ている部分はすごくたくさんあります。連載を始めてから、確かによく観察するようにはなりました。ホント、猫は一見無表情にみえて実は表情豊かですよね。
〈あずみ〉
ー今後、どーにゃつがどうなっていくか、ヒントをおしえてください。
まだ詳しくはお話できませんが、ゆるゆるな「どーにゃつ」達の生活を描きつつ、世界観の本筋としては漫画界でもトップクラスの壮大な話になっていくと思います。でも、ゆるい生活をたくさん描きたいので、気長に読んで貰えたら嬉しいなぁ、と思います。
〈小雨〉
「どーにゃつ」コザキ・ユースケ amazon.co.jp
20XX年、夏。東京・新宿は無人の廃都と化し、"始まりの日"が訪れた──。突如現れたおかしな身体を持つ謎の生命体、「どーにゃつ」と「ベーガル」。彼らはどこから生まれ、どこへ向かうというのか……?
どーにゃつ
http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/donyatsu/
どーにゃつ公式サイト
http://www.donyatsu.com
2011年3月11日におこった東日本大震災、並びに東京電力福島第一原発事故により、警戒区域内に残された犬や猫を保護する施設「三春シェルター」が福島県三春町にあります。シェルターを主宰する福島県動物救護本部では、いまだ飼い主がみつからない200匹以上もの猫たち(犬は約70頭あまり)が、新たな飼い主さんを募集しています。
(追記:2015年12月25日、すべての犬猫の飼い主や里親がみつかり、三春シェルターは閉鎖されました)
シェルター第一弾レポートはこちら。
https://ilovedotcat.com/ja/6944
【ボランティア体験レポート】
ilove.catの服部です。三春シェルターのボランティアへ参加してきました。朝10時に集合。まずはゲージ内のご飯皿を回収し、トイレとゲージの掃除をします。掃除をしていると遊んで欲しいと体をスリスリしてアピールしたり、一目散にゲージから出て部屋の中を駆け巡ったりと、それぞれの猫たちの性格によって行動が全く異なり、こんなにも猫は個別に性格が違うのだなと改めて感じました。
ひと通り掃除が終わると、今度はご飯をあげます。抱えている病気や体質によって、職員さんが綿密にカリカリや缶詰をミックス。便やおしっこの状態なども日々きちんと記録され、猫たちの体調管理が徹底されていることがわかります。ご飯をあげると、猫たちはお休みモード。この間にボランティアさんたちと昼食をいただきます。午後は2回目の掃除&ご飯をあげて、ボランティアは15時に終了。ボランティアにはシェルターが出来た当初から手伝っている郡山の地元の女性や、東京からバスで来ている男性も参加していました。
ボランティア後、第一弾レポートで撮影した小春ちゃんの譲渡に立ち会わせていただきました。ゲージから出てキャリーバッグに入ると、おとなしかった小春ちゃんはか細い声でニャーニャーと鳴いていました。また後日、島ちゃんも譲渡が決まり、静岡の里親さんに引き取られました。毎日世話をしている猫たちと離れるのは、やはりちょっと寂しそうでしたが、まだまだ200匹以上もの猫たちが残っているという現実があります。少しでも興味を持っていただけたら、ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。
【里親募集中の猫たち】
ゴロちゃん
オス、雑種、約5歳
問い合わせ番号:20191
とっても食いしん坊。三春シェルターにきた頃は、段ボール箱から出られないほど臆病だったとか。でも今では、個室からでて床に寝転がって体をおもいっきり伸ばしています。他の猫ともうまくやれるタイプです。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ユキちゃん
メス、雑種、3歳
問い合わせ番号:20303
おしとやかで控えめな女の子。真っ白です。しっぽがすらりと長く、きれない緑色の目をしています。あまり甘えたりはしませんが、他の猫と一緒でも大丈夫。避妊されていたので、飼い猫だったと思われます。
(*取材後、里親さんが決定しました)
春菜ちゃん
メス、雑種、1歳
問い合わせ番号:20321
おっとりタイプにみえますが、少し気が強いところがあります。他の猫と一緒の個室でも大丈夫。先日まで、静岡の飼い主さんのもとへいったメゴちゃんと一緒にいました。他の猫がいても大丈夫なタイプ。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ミケちゃん
メス、雑種、2歳
問い合わせ番号:20291
活発で行動的、元気な女の子です。食いしん坊で、何事にも動じないタイプ。甘えるときはベッタリすることも。好奇心旺盛で、やんちゃな一面も。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ポッケ
オス、雑種、5歳
問い合わせ番号:20395
5.7キロと、体は大きめ。しっぽが曲がっている(かぎしっぽ)のが特徴。マイペースで他の猫にも優しいです。人懐っこく、甘えん坊なタイプ。
(*取材後、里親さんが決定しました)
ピンク
メス、雑種、2歳
問い合わせ番号:20266
抱っこが大好きで、体をピタッとくっつけたくさん甘えてきます。部屋の中をしっぽをピンと立ててうれしそうに走ったりと、元気な性格です。
(*取材後、里親さんが決定しました)
プラム
メス、雑種、5歳
問い合わせ番号:20403
呼ぶとかわいい声で返事をします。人見知りせず、誰にでも甘えるタイプ。抱っこも好きです。避妊してあったので、飼い猫だったと思われます。
(*取材後、里親さんが決定しました)
風太
オス、雑種、5歳
問い合わせ番号:20400
白いソックスを履いています。体も締まっていて、元気に動き回っています。抱っこすると、頭をスリスリしてきます。首回りの白いところがチャームポイント。
(*取材後、里親さんが決定しました)
マーブル
メス、雑種、1歳
問い合わせ番号:20467
甘えたい時にそっと近づいてきて、撫でるととてもうれしそうにしっぽをたててのどを鳴らします。小柄ですが、ご飯を食べることも大好き。猫同士も平気で、マイペースなのんびり屋さんです。
(*取材後、里親さんが決定しました)
アンズ
メス、雑種、5歳
問い合わせ番号:20455
物静かな美人タイプ。初対面の人には少し恥ずかしがります。慣れればスリスリと寄ってきますが、甘え過ぎで甘噛みすることも。
(*取材後、里親さんが決定しました)
クロ
オス、雑種、2歳
問い合わせ番号:20189
身体は筋肉質でしっぽが長いのが特徴。クールに雌猫(アンズ)に寄り添っている様子は紳士的です。抱っこは苦手ですが、猫同士は仲良しです。アンズとクロはいつも猫サロンで高い場所に一緒にいます。
(*取材後、里親さんが決定しました)
*里親募集、ボランティアなどのお問い合わせはこちらへ。
福島県動物救護本部
http://www.fuku-kyugo-honbu.org
猫と暮らしたいと思っても、ペット可の物件がなかなかみつからない。そんなお悩みを解決してくれるのが、福岡市近郊の猫と暮らせる物件を紹介しているWEBサイト「nekobeya(ネコベヤ)」です。猫を暮らすコツなど猫飼いさんにとって必要な情報が満載。サイトを主宰する「きりん不動産」の金子正和さんに猫物件の魅力についてお伺いしました。
ーなぜ猫OKな物件に特化したサイトをはじめたのですか?
「オープンしたのは、2012年の7月末です。普通の賃貸サイトだと埋もれてしまうので、何か面白いサイトをやろりたいなと。ただ奇をてらったものではなく、誰かの役に立てるサイトにしたいなと考え、猫OKな物件を中心としたネコベヤを作ることにしました。アニメーターの馬場さん( http://atodi.org/ )にイラストをお願いし、猫の持つゆるカワな世界観を表現しています」
ー猫と暮らす物件を探す時、一番気をつけるべきポイントは?
「猫が過ごしやすく、ストレスにならないような部屋を探すことです。ゆとりのある広さや、猫が昼間にゴロゴロできるような採光の窓があるといいですね。また、そういう部屋は結果的に、人間にとっても過ごしやすい部屋だと思います」
ー猫飼いさんが、大家さんやご近所さんとうまく付き合うコツを教えてください。
「猫がいてもいなくても、基本的には通常の賃貸物件に住むのと同じだと思います。猫ならではといえば、例えば発情期が来る前に去勢や避妊の手術を行うことで鳴き声やマーキング行為を抑え、必要以上にご近所さんに迷惑をかけたり、物件を汚すことが防げます」
ー金子さんは猫を飼っていますか?
「アメリカンショートヘアーのおむすび(シルバータビー/オス/4歳)と、やんちゃな性格のマンチカンのかしわ(レッドタビー/オス/2歳)と暮らしています。飼っている猫の写真は http://instagram.com/kanekomegane にアップしています」
ー猫と暮らすことで得られるものは?
「猫は基本的に気分屋なので、猫とつきあうことで、いろんな物事に対しても寛容になる気がします。また日常生活に彩りと癒し、時には混沌を与えてくれます」
ー福岡の街の魅力は?
「都心部はそれなりに都会ですが、都心部少し離れると市内でも自然が多い地域などがあります。自然が多いエリア住みやすいエリアのおすすめ物件をきりんアパートメント( http://kirin-apartment.com/ )で紹介しています」
ー現在、入居募集しているおすすめの物件を教えてください。
●ロイヤルヒルズ大橋
http://nekobeya.net/bukken/2455
築浅で、黒猫が映えそうな真っ白で清潔感のあるお部屋。オートロックなども付いているので、猫と女性のひとり暮らしに特におすすめです。
●ハイツ城西
http://nekobeya.net/bukken/2441
希少な広めの2LDKの物件、スーパーや商店街などが近所にあるため、猫好きの新婚さんなどにおすすめです。
●長住6丁目戸建て
http://nekobeya.net/bukken/2481
まるでサザエさんに出てくる磯野家みたいな平屋。これならタマも大満足!ウッドデッキや広いお庭、さらには駐車場も付いています。
※募集状況については随時ネコベヤにお問い合わせください。
「nekobeya(ネコベヤ)」
http://nekobeya.net/
©宍戸大裕
映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」プレミア先行上映会へご招待
映画「犬と猫と人間と」から4年。東日本大震災で被災した犬や猫たちを追いかけたドキュメンタリー「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が完成。この度、「第2回紀伊國屋レーベル名画祭」内で開催されるプレミア先行上映会にilove.catの読者(10組20名様)をご招待いたします。応募方法は下記をご確認ください。
【第2回紀伊國屋レーベル名画祭】
日時:3月27日(水)~31日(日) 会場:紀伊國屋サザンシアター
料金:1日鑑賞券2,000円/1回券1,000円など
http://www.kinokuniya.co.jp/label/20130304100049.html
『犬と猫と人間と2』プレミア先行上映会
会場:紀伊國屋サザンシアター
(渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア 紀伊國屋書店新宿南店7F)
日時:3月27日(水)
18:30開場
19:00~『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』上映(上映時間104分)
上映前18:55~宍戸大裕監督、飯田基晴プロデューサーによる舞台挨拶
上映後20:44~(15分~20分程度)宍戸監督、飯田プロデューサーによるトークショー
*全席自由席・先着順にご入場いただきます。ご招待券を持ってご来場ください。
■プレミア先行上映(10組20名様)/応募方法■
タイトルに、「ilove.cat」を見てと記載して、応募先メールアドレス pre@inunekoningen.com まで、ご住所・電話番号・お名前を明記のうえご連絡ください。
◇ご当選者には当選確定メール送信後、招待券をお送りいたします。
◇応募締切:3月15日(金) 23:59 までのメール
映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」公式HP
http://inunekoningen2.com
5月より渋谷ユーロスペースほかにて全国順次ロードショー
監督・撮影・ナレーション:宍戸大裕 構成・編集・プロデュース:飯田基晴
製作:映像グループローポジション 配給:東風
2013年/104分/HD/16:9/ドキュメンタリー